ABB プロセス分析計 TALYS ASP500 Series

ABB プロセス分析計

TALYS ASP500 Series

For Real-Time Control of Chemical Processes

リアルタイム・プロセスコントロールを柔軟性に富んで解決します。

TALYS ASP500シリーズは化学工業用プロセス分析と制御に威力を発揮します。

TALYSは光ファイバーを採用した工業用FT-NIR分析計です。オンライン、インライン連続プロセス分析やバッチ分析として

設計されました。連続したプラントのプロセスファイリング、リアルタイムのエンドポイントの決定、バッチ・サイクル時間

の短縮、プロセス特性、種々のプロセスのトラブル・シューティングを可能にしました。

柔軟性に富み、操作が簡単、プロセッサの内蔵

本体のソフトウエアがリアルタイム測定とレポートを予めプロセス装置に標準入出力の構成として設定されたテンプレートで操作されます。

運転中は、ModbusやOPCやCanBusなどの通信がEthernetを経由して、プロセスの値やアラームをプラントのITシステム(DCS/PLC/コントローラ)に送ります。

分析計は簡単な操作画面のHMI(人間と機械の融合)となっています。操作情報はメッセージがサポートし、プロセス状態の情報を用意します。

測定ポイントはシングルですが、異なった3点のプロセスモニタの構成ができ、各ケミストリあたり5つの特性まで同時に計測可能です。変更等が必要になった場合はUSBキーで分析計にアップロードできます。スペクトルデータや電子レポートはUSBポートから取り出すことも出来ます。

40年に及ぶABB社のプロセス分光計の技術を集結して新しい装置が生み出されました。いままでの密接なお客様との信頼関係の結果です。TALYSは次のコンプセプトをキーとして設計されました。<>>

  • 設置スペースを最小限に
  • 簡便な使用法
  • 抜群の分析性能
  • 現場で耐える堅牢さ

測定値の表示

堅牢な設計は現代のプラント規制に適合

TRLYS ASP500シリーズは組み込みのプロセッサにより、外部のPCを必要とせず、またプラントITのサーバーから定期的にアップグレードも可能です。

TRLYSはリアルタイムプロセスアプリケーションのみならず、加えてオフラインのスペクトル処理やキャリブレーションモデルの開発段階に活躍します。

装置が動作中、バックグランドでヘルス・モニタリング機能が連続して走り、分光測定に効果を及ぼす光源の変化やトラブルなどを伝達します。

TRLYS ASP500シリーズ分析計は装置環境で長時間のフリーオペレーション操作を念頭に製作されました。

小型のインターフェロメータは完全に密閉されて空気の流れに影響されません。分析計は最新の計測技術の進化によりダイオードレーザを採用、20年平均の寿命、光源は平均4年以上です。

突然シャットダウンした場合、プロセスデータは内部に保存されます(>30日以上保存)。システムが再スタートした際は特別なブートができます。USBキーで初期の状態に再保存できます。

重大な問題が発生しても、予めアライメントされた分析計のモジュラー設計により、プロセス技術者をアシストし、現場でのサービスを簡単化します。 TALYSは広範囲の診断リストからハードの状態や特殊なプロセスを分類し、確認できます。

最小の設置スペース

TALYSは簡素化と軽量化を目標にしています。従来のプロセス用装置の問題を打破した結果です。分析計は最小の設置面積を約束すると共に、壁掛けや棚にも取付を可能にしました。

リアルタイム・プロセス測定は光ファイバーを経由してプロセスのインターフェイスに接続されます。TALYSは各種の挿入液浸型プローブやフローセルに対応できる柔軟性に富んでいます。離れた場所にあるプロセスをリモートでリアルタイム計測を可能にしました。流体プロセスで150m、個体プロセスで80mまでの距離に敷設できます。

エラーNo表示から異常内容を把握

設定値/ Configurations画面

TALYS 500 壁掛け設置の場合

卓越した設計技術のインターフェログラムABB社の最新型ラボ用FT-NIR分析計MB3600

TALYS ASP500シリーズのコアは最新技術のダブルピボット小型高性能で、しかも堅牢性を持ち合わせた分析計です。ラボ用とインターフェロメータです。宇宙衛星に用いられた革新的技術にプロセス用に共通の設計や製造工程の許容値がABB社製NIR分析計基いて設計されたインターフェロメータとサンプリング信号をの高い信頼と再現性を保証しています。安定して、高性能で、しかも堅牢性を持ち合わせた分析計です。

ー特許を持つスキャン機構ーABB社のラボ装置とプロセス分析計間のデータ差がなく、複数のー24ビットのサンプリングアルゴリズム プロセス分析計間でも同様

仕様

波数再現性(@7,300cm-1 ) : <0.006cm-1 通信波数精度(@7,300cm -1 ) : <0.06cm-1 ーModBus TCP(Ethernet、Serial RS232/RS485 コンバータ経由) 分解能 : 1cm -1 ~ 64cm-1 ーOPC DA(Ethernet) 検出器 : InGaAa 2.6:4,000 ~ 10,000cm-1 ーCanOpen (USB to CANコンバータ)

InGaAa 2.1:4,550 ~ 10,500cm -1 ケモメトリックス・モデルに対応

冷却型 InGaAa 2.6:4,000 ~ 10,000cm-1ーHorizon MB Quantify 光源 :クォーツハロゲンーPLSPlus、 PLSIQ 波数校正 : 半導体レーザ(平均寿命20年)ーUnscrambler 光ファイバー接続 : SMA905ーPirouette (PLSPlus .calファイル経由) サイズ : 37cm(H)×35cm(W)×26cm(D)環境重量:20kg操作温度:15℃ ~ 35外装:IP54湿度:< 95% (結露なし)